小さな子猫が立派に成長しました!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@tanakapinokoさんの愛猫・マーブルちゃん(取材時、生後10カ月)の成長記録です。
2024年7月、繁華街で鳴いているところを飼い主さんの家族に保護された、生後推定2カ月のマーブルちゃん。危ない状況にいたところを、周囲の人の助けを借りてなんとか無事に保護されたといいます。
それから7カ月が経過したマーブルちゃんの成長姿は……。
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“生意気シンデレラガール”に?
保護当時は体が小さかったけれど、生後9カ月にもなると体つきもしっかりして立派に成長。鮮やかな模様の体毛と凛とした眼差しが印象的な“美猫”になりました。
投稿の中で飼い主さんは、マーブルちゃんについて「私を無視する生意気なシンデレラガールです」と、可愛い“猫様”に育ったと語っています。
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繁華街で鳴いているという状況で保護されたマーブルちゃん。保護当時の様子について、飼い主さんに詳しいお話をうかがいました。
マーブルちゃんとの突然の出会い
飼い主さんの家族が友人と外出していたある日、繁華街を歩いているとアーケード内に響きわたるほど大きな猫の鳴き声が聞こえてきたのだそう。
その声をたどっていくと、片側四車線もある大通りの横断歩道脇にある電話ボックスのまわりをくるくると走り回るマーブルちゃんの姿がありました。周辺には人だかりができていたといいます。
道路に飛び出しかねない状況だけれど、周囲の人もどうすることもできない様子。飼い主さんの家族が放っておけずにどうしようか迷っていたところに、たまたま出張で来ていたという見知らぬ方が「これを使って」とエコバッグやハンカチを差し出してくれたのだそう。このことがきっかけで保護を決意します。
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怪我をしているのか、足を引きずりながらも元気に走り回っていたマーブルちゃんを必死に捕まえ、そのまま夜間動物病院へ。検査の結果、後ろ足の両方が脱臼していたものの骨盤などには異常がなく、生活に大きな支障はないとの診断でした。
すぐに対処すべき大きな怪我もないとのことで、ほっと一安心したといいます。
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そのまま自然な流れで、飼い主さん家族はマーブルちゃんを「8番目の末っ子」として迎え入れることになったのでした。
マーブルちゃんはどんなコ?
マーブルちゃんをお迎えした当時、飼い主さんの家にはオス4匹、メス3匹の先住猫たちが暮らしていました。
マーブルちゃんは19才のシニア猫・タカくんにべったりで、タカくんが亡くなるまでの約2カ月の間はコバンザメのようにくっつくほど慕っていたそう。今では3匹の兄猫たちにも物怖じせず、追いかけっこをするほど慣れてくれたようです。
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家に迎えた最初のころのマーブルちゃんは人影に怯える様子がたびたび見られたため、「もしかしたら人に対して相当の恐怖心があったのではないか」と思ったそうですが、今では家族を見ても怯えることはなくなってきたといいます。
そんなマーブルちゃんは基本はビビりな性格ながら、隠れてイタズラをしては兄猫たちのせいにする「ズルっ子女子」な一面もあるのだとか。
たとえば、家族の部屋からぬいぐるみを運んできては、遊んでいないふりをして猫トンネルの中にいろいろと隠しているのだそう。ただ、自分で隠したことを忘れていることもあるようで、そんなおちゃめな姿を見て飼い主さんは可愛いと感じるそうです。
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マーブルちゃんへの思い
マーブルちゃんについて、「人のことを怖いまま過ごすということにならなくてよかった」と安堵しているという飼い主さん。日々成長しているマーブルちゃんへ、こんな思いを話しています。
飼い主さん:
「今では先住猫さんとも仲良くなりました。元気に『ピニャー』と高い声で鳴きながら走ったり、とにかく元気に笑っている姿を見せてくれてありがとうの気持ちです」
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まだまだ成長盛りのマーブルちゃん。これからも先住猫たちと一緒に、楽しい日々を過ごしてほしいですね!
写真提供・取材協力/@tanakapinokoさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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