ねこのきもち

腎臓の予備能力が少なく、慢性腎臓病になりやすい猫。発症リスクを減らすには、日々の「飲み水」に気を使ってあげることも大切です。今回は、モノカどうぶつ病院院長の小林清佳先生に、猫の飲み水を用意するうえで気をつけるべき5つのポイントを教えていただきました。


(1)新鮮な水を複数カ所に用意する


水分補給をするミヌエット
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫はもともと、積極的に水を飲まない動物です。しかし、飲水量が少ないと尿が濃くなり、腎臓の負担が大きくなってネフロンが壊れやすくなります。尿石症や膀胱炎になるリスクも高まり、これらも腎臓のダメージにつながります。

十分な飲水量を確保するためには、清潔な水を家の中の複数カ所に、常に用意しておくことが大切です。猫のお気に入りの場所や通り道に置いておきましょう。


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