保護猫の譲渡会をきっかけに家族になった黒猫。お迎え当初は家族にべったりな甘えん坊でしたが、今では妹猫たちを見守る頼もしい“お兄ちゃん”に成長しました。

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@zeroneko3x3
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@zeroneko3x3さんの愛猫・ゼロくん(取材時6才)。
ゼロくんは、もともと母猫やきょうだい猫と公園で暮らしていたところを保護されたコでした。黒猫であることや、猫風邪の後遺症で左目に白濁が残っていたこともあり、なかなか新しい家族が見つからず、生後6カ月になるまでボランティアさんの家で大切に育てられたそうです。
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譲渡会で出会ったゼロくん

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出会いのきっかけは、約6年前に足を運んだ保護猫の譲渡会でした。譲渡条件として「子猫は2匹一緒に迎えてほしい」という案内があり、初めて猫を迎える飼い主さん家族にとっては、2匹同時のお迎えは難しいと感じていたそうです。
そんなとき、譲渡会に参加していたボランティアさんから紹介されたのがゼロくんでした。
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飼い主さん家族は、ゼロくんのいきさつと写真をもとに家族会議をすることに。
生後6カ月と子猫にしては少し大きめで、留守番の時間が長い家庭でも迎えやすいこと。左目は少し見えにくそうではあるものの、迎えるうえで大きな問題ではないと考えたこと。そうした点から、飼い主さん家族はすぐにトライアルを申し込んだそうです。
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家族には“超甘えっこ”な姿を

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家に来たばかりのゼロくんは怖がりで、最初は隠れていたものの、トイレやゴハンは問題なかったそうです。ボランティアさんの家で大切に育てられていたこともあり、困った行動もほとんどなかったといいます。
また、家族にはとても甘えん坊で、こんな姿が見られたそうです。
飼い主さん:
「家族が帰宅したら“ヘソ天”で出迎え、とにかくついて回ってなでてもらいたがりました。お風呂の前で出てくるのを待っていたり、トイレまでついてきたりも。
人見知りはするものの家族には“超甘えっこ”で、気のいいかわいいコでした」
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妹猫を迎えたことで、ゼロくんはお兄ちゃんに

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そんなゼロくんに変化があったのは、お迎えから1年ほど経ったころ。同じボランティアさんから白猫のいちちゃん(取材時5才)を迎え、ゼロくんがお兄ちゃん猫になったことがきっかけでした。
それまでは家族にべったり甘えていたゼロくん。いちちゃんが家族に加わってからは、甘えたいときにやってきて、満足したら離れていく“猫らしい”スタイルに変化したそうです。
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優しい性格のゼロくんは、気が強いタイプのいちちゃんに押され気味で、たじたじになることも多かったのだとか。それでも、ふとした場面でお兄ちゃんらしい一面を見せることもあったそうです。
飼い主さん:
「エアコン清掃の業者さんが部屋に入ってきたときに、2匹とも驚いて逃げ惑ったことがあったんです。
ケージの隅っこで固まっているいちの前に、ゼロが立ちふさがるように座っていて。その様子を見て、『なんやかんやいいお兄ちゃんで、いちも頼ってるんだな』とちょっと感動しました」
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2匹の妹猫たちに囲まれた現在のゼロくん

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取材時、ゼロくんは6才に。現在は3匹目の妹猫・ふたちゃん(取材時、生後11カ月)も加わり、2匹の妹猫たちとにぎやかな日々を過ごしているそうです。
普段は少し怖がりで控えめなところがあり、妹猫たちに押され気味になることもあるゼロくん。それでも、妹猫たちが動物病院で診察を受けているときには、キャリーの中から大きな声で心配そうに鳴いたり、来客時には前に出て守るようなそぶりを見せたりするのだとか。
一方で、今も甘えん坊な一面は健在。家族にヘソ天をしてナデナデをねだり、そのときは「ゴロゴロ」というより「ドゥルドゥル」に近い爆音で喉を鳴らしてくれるそうです。
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「大切な家族」と向き合う日々

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ゼロくんは3才のころ、食欲が少し落ちたり、吐く回数が増えたりしたことがあったそう。定期検診を待たずに動物病院を受診し、検査を重ねるなかでFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されたといいます。
大変な時期もありましたが、飼い主さん家族は「家族だから」とゼロくんと向き合ってきました。今、ゼロくんが家族のそばで穏やかに過ごしていることに、飼い主さんはその選択は間違っていなかったと感じているそうです。
写真提供・取材協力/@zeroneko3x3さん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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