草むらで出会った1匹の野良猫。シャーシャーと威嚇し、怯えていた猫が、家族のもとで安心した表情を見せるようになりました。
安心した表情でくつろぐ、のりまきくん

引用元:
@boku_norimaki
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@boku_norimakiさんの愛猫・のりまきくん(取材時、推定3才)。畳の上でゴロンと寝転がり、気持ちよさそうに眠る姿が印象的です。
こんなふうに安心した姿を見せるようになるまでには、時間が必要だったといいます。
続きを読む
草むらでケガをしていた姿を発見

引用元:
@boku_norimaki
出会いは2025年の秋。飼い主さんがゴルフの練習場へ向かう途中で、草むらの中にいるのりまきくんの姿を見かけたといいます。帰り道にあらためて様子を見ると、右前足のあたりがピンク色に濡れており、ケガをしていることがわかったのだとか。
見過ごせないと感じた飼い主さんは、のりまきくんをエコバッグに入れ、動物病院へ連れて行くことに。そこで獣医師から、右前足を切断しなければ命にかかわる状態だと告げられ、「家族に迎えるしかない」と覚悟を決めたそうです。
続きを読む
「自分の存在を消すように」怯えていた

引用元:
@boku_norimaki
お迎え当初はシャーシャーと威嚇し、常に怯えていたというのりまきくん。そんな姿を見て、飼い主さんは「自分の存在を消すように生きていた感じ」と当時を振り返ります。
続きを読む

引用元:
@boku_norimaki
しかし、家族として過ごすうちに体つきは次第にふっくらし、顔も丸くやさしい印象に。夜鳴きや朝鳴きもなくなり、今ではなでさせてくれるようになったそうです。
飼い主さんがもっとも大きな変化だと感じているのは、「人前で寝ることができるようになった」こと。最近では、家族のあとをこっそりついてくることもあり、少しずつ人にも慣れてきているようです。
続きを読む
かわいそうな猫ではなく「やさしい猫」

引用元:
@boku_norimaki
飼い主さんが感じるのりまきくんらしさは、「頑張っているのに、頑張っている顔をしない」こと。
のりまきくんは3本足で、後ろ足にもケガの影響があり、歩くのが得意ではありません。クッションに乗るときも、飼い主さんには「よいしょ」と頑張っているように見えるそうです。
続きを読む

引用元:
@boku_norimaki
それでも、飼い主さんにとってのりまきくんは「かわいそうな猫」ではないそう。不自由さを抱えながらも、その日そのときを大切にしているように見え、そばにいると「大丈夫にゃ」と伝わってくる空気があるといいます。
飼い主さんは「でも強い猫じゃない。やさしい猫って感じです」と、のりまきくんの印象を話してくれました。
続きを読む
のりまきくんが教えてくれたこと

引用元:
@boku_norimaki
のりまきくんは日向ぼっこをしたり、鳥の姿を真剣に追ったり、猫草を夢中で食べたりしながら、穏やかな毎日を過ごしています。
飼い主さんは、そんな姿から「毎日の小さな幸せを大切にしている」と感じているそう。その姿を見守る家族もまた、幸せを感じているといいます。
続きを読む

引用元:
@boku_norimaki
飼い主さんはXを始めたころ、いつも怯えていたのりまきくんに「やさしい世界があること」を教えたいという思いから、アカウント名を「のりまきとやさしい毎日」にしたそうです。
続きを読む

引用元:
@boku_norimaki
日々を重ねるうちに、飼い主さんは「何気ない毎日の大切さも、ゆっくり進むことの大切さも、やさしく生きることの大切さも、のりまきが教えてくれた」と感じるようになったそうです。
のりまきくんへの思いについては、「うちのコになってくれてありがとう」と話してくれました。
写真提供・取材協力/@boku_norimakiさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
記事一覧に戻る