家族に迎える予定はなかった小さな子猫。帰り際に見せた姿が、飼い主さんの心に残りました。

引用元:@shibainu_rintaro
紹介するのは、Instagramユーザー@shibainu_rintaroさんの愛猫・夏目(なつめ)ちゃん(取材時3才)。工事現場で親猫とはぐれたとみられ、保護された当時は生後2カ月ほどだったといいます。
家族に迎える予定はなかった小さな子猫。帰り際に見せた姿が、飼い主さんの心に残りました。

紹介するのは、Instagramユーザー@shibainu_rintaroさんの愛猫・夏目(なつめ)ちゃん(取材時3才)。工事現場で親猫とはぐれたとみられ、保護された当時は生後2カ月ほどだったといいます。

夏目ちゃんを保護したのは、以前、飼い主さんの愛猫・ちくわくんを保護してくれた業者さんでした。「子猫を保護したので、飼える人がいたら声をかけてほしい」と連絡を受けたそうです。
当時、飼い主さんの家にはすでに犬1頭と猫3匹がいたため、夏目ちゃんを迎えることは考えていませんでした。写真を撮り、新しい飼い主を探すつもりで会いに行ったといいます。
ところが、実際に夏目ちゃんと対面したことで、飼い主さんの気持ちに変化がありました。
飼い主さん:
「子猫は触れる状態でしたが、とても怯えていて、人馴れするのか心配になるほど小さく丸まっていました。写真を撮らせてもらい、少し抱っこすると寝始めてしまったんです。
業者さんから『人の手の中で寝るなんてびっくり。触るのも嫌がっていたのに……』と言われ、ちょっぴり縁を感じた出会いでした」

帰り際、視線を感じて振り返ると、夏目ちゃんが飼い主さんを「じーっ」と見つめていました。そのまっすぐな視線に、飼い主さんは驚いたといいます。
飼い主さんには、その表情がまるで「なんで一緒に連れていかないの?」と訴えているように見えたそう。夏目ちゃんが「この人を飼い主に決めた!」と伝えているようでもありました。

それでも、すぐには迎える決断ができず、飼い主さんは2日ほど悩んだそうです。しかし、夏目ちゃんのまっすぐな視線が頭から離れなかったといいます。
そんなとき、ふと「夏目」という名前が浮かび、「まだ保護されているなら家族に迎えよう」と決心。飼い主さんは当時を振り返り、「今考えても、夏目が飼い主を決めたという感覚がはっきりとあります」と話します。

お迎え当初は猫風邪をひいており、1週間ほど点眼薬や点鼻薬が必要だった夏目ちゃん。現在は3才になり、健康で元気いっぱいに過ごしています。
成長とともに変化したのが、鼻の頭にあるほくろ。子猫のころより大きくなり、今では「パンダの鼻」のように見えるところがチャームポイントだと、飼い主さんは話します。

飼い主さんが感じる夏目ちゃんらしさは、奔放で“猫らしい猫”であるところ。遊ぶことが大好きで、「ゴハンよりも遊んでいたいタイプ」だといいます。
一方で、いつも飼い主さんのそばにいる一面も。飼い主さんは、そんな夏目ちゃんを「爽やかなストーカー猫」と表現しています。

多頭飼いだったため、ほかのコたちとなじめるか心配していた飼い主さん。先住猫3匹のうち2匹とはうまくなじめなかった一方、ちくわくん(取材時6才)とはとても仲が良く、一緒に遊んだり眠ったりしているそうです。

柴犬のリンタローくん(取材時10才)との関係も良好です。くっついて眠る姿を見て、飼い主さんは夏目ちゃんがリンタローくんを信頼しているように感じるといいます。
飼い主さん:
「どの猫が来たときも優しく受け入れてくれる、リンタローの心の広さに感謝しています」

お迎えから3年が経った今も、夏目ちゃんは飼い主さんと目が合うたびに「ニャーーー!」と鳴いて返事をしてくれます。そんな姿を見るたび、飼い主さんは「選んでもらったんだな」と感じているそうです。

夏目ちゃんとの日々について、飼い主さんは次のように話します。
飼い主さん:
「おいしそうにゴハンを食べているときも、窓際で幸せそうに寝ている夏目を見るときも、迎えてよかったんだなとしみじみ思います」
写真提供・取材協力/@shibainu_rintaroさん/Instagram
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。