こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
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裸眼の世界に現れた『愛しのシルエット』
何を隠そう、おかーさんはめちゃくちゃ目が悪いです。
メガネやコンタクトを外した裸眼の世界は、すべてがぼんやりと霞むファンタジー空間。
そんなド近眼の私にとって、お風呂上がりは「無防備な裸眼タイム」の始まりです。
メガネを外し、脱衣所から出てきたその時。
廊下の薄暗い隅っこに、なにやら「茶色くて丸い影」がポツンと横たわっているのが見えました。
「あ、こんなところで伸びてる! 可愛い〜〜〜っ!」
裸眼のぼやけた視界の中でも、その愛くるしいフォルムは一目瞭然。
私はすっかりデレデレになりながら、愛おしいその影に向かってゆっくりと歩み寄っていったのです。
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たまちゃんが2匹!? 目の前に迫る怪奇現象
夏の暑さのせいか、フローリングでだらーんと伸び切っていたたまちゃん。
無警戒に転がる「それ」に胸をキュンとさせながら、デレデレ顔で近づこうとした…その時です。
私の視界の中で、ぬっと静かに気配が動きました。
「ニャー(なにしてんの?)」
「……え?」
驚いて見ると、そこには怪訝な顔で私をじっと見つめる、本物のたまちゃんの姿が。
えっ、じゃあ今、私の足元にいるのは……?
私がまさに今、愛おしそうに撫でようとしている「目の前のシルエット」は一体なんなの……!?
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たまちゃんではない“何か“の正体とは…
足元に、紛れもない本物のたまちゃん。
そして私の手元には、たまちゃんとまったく同じ色・同じ大きさをした謎の茶色い物体。
恐る恐る目を凝らすと、そこに鎮座していたのは……
たまちゃんでも猫でもなく、ただの茶色いバスタオルでした。
「お前だったんかい……!!」
バスタオル相手に赤ちゃん言葉で話しかけ、あまつさえ撫で回そうとしていたアラフォーの私。
目が悪い猫飼いの夜は、こうして誰にも言えない恥ずかしさを抱えながら、むなしく更けていくのです。
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たまちゃん本日の一言
人間とは愚かな生き物やなぁ
tamtam プロフィール
動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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