深夜の道路で出会った、元気のなさそうな黒猫。保護から半年あまり、今ではどのような姿を見せているのでしょうか。
紹介するのは、はーぴさん(以下、飼い主さん)の愛猫・はるおくん(お迎え当時、推定8才)です。はるおくんを保護するまでには、飼い主さんにもさまざまな迷いや不安があったといいます。
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深夜の道路で出会ったはるおくん
飼い主さんがはるおくんと出会ったのは、ある日の深夜1時近く。人通りの少ない道路の真ん中に座っているところを見つけたそうです。ゆっくり近づいても逃げる様子はなく、どこか元気がなさそう。よく見ると首元の毛がなく、ケガをしているようにも見えたのだとか。
15分ほど見守る間にも車が通ったため、飼い主さんは近くの駐車場へ誘導することに。途中にも車が通り、気が気ではなかったそうです。
ひとまず道路から離れることはできたものの、そのまま置いて帰ることもできず、飼い主さんは保護すべきか迷っていたといいます。
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家には先住猫・こぐまくんがいて、感染症や今後の暮らし、費用面など、不安も多かったそう。当時の葛藤について、飼い主さんはこう振り返ります。
飼い主さん:
「保護することへの不安は最後まで消えませんでしたが、『明日事故に遭ってしまったら』『このまま誰にも気づかれなかったら』と考えると後悔するのは自分だと思い、保護を決意しました」
その後、はるおくんは無事にキャリーに入ってくれたそう。家に着くまでおとなしくしていた姿を見て、飼い主さんは「本当に頑張ってきたんだね」と胸がいっぱいになったといいます。
こうして、はるおくんとの新しい暮らしが始まりました。
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保護当初は皮膚にかさぶたが……現在はふわふわの姿に
保護当初のはるおくんは、皮膚の病気である疥癬(かいせん)を患っており、ケージで隔離して暮らしていました。かゆみから体を掻きむしり、あちこちにかさぶたができていたのだとか。
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その後、疥癬が完治し毛も生えそろって、ふわふわの姿になったはるおくん。ケージでの隔離生活を終え、今では部屋の中を自由に歩き回れるようになったそうです。
「ポンポンして」と甘える姿が毎日の楽しみに
現在のはるおくんは、とても甘えん坊な性格。人が部屋にいないと、「ニャオニャオ」と鳴いて呼ぶこともあるそうです。
そんなはるおくんは、こんな甘え方も見せるのだとか。
飼い主さん:
「部屋に入るとすぐに近寄ってきて、『ポンポンして』と言わんばかりにお尻を向けて甘えてくれます。今ではその姿を見るのが毎日の楽しみです」
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保護当初と比べた今の様子について、飼い主さんはこう話します。
飼い主さん:
「道路で出会った当初の姿を思うと、安心して甘えてくれるようになったことが本当にうれしいです。『この家を安心できる場所だと思ってくれているのかな』と感じる瞬間です」
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はるおくんと穏やかな日々を重ねていきたい
はるおくんを家族に迎えてからは、大変なことも少なくなかったそうです。保護当初の疥癬に加え、腎臓病を患っており、猫免疫不全ウイルス(FIV)の検査でも陽性だったといいます。
それでも、これまでの日々を振り返り、飼い主さんはこう話します。
飼い主さん:
「お迎えしてから現在まで大変なことがたくさんありましたが、今となってはそれ以上に、毎日笑顔にさせてくれて、幸せをはるおからもらっていると感じています」
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あの日、保護する決断をして本当によかったと感じている飼い主さん。これからの暮らしについても、思いを語ってくれました。
飼い主さん:
「これからも、はるおが『この家に来てよかった』と思えるような毎日を、そして、はるおの名前の由来でもある春の季節のように穏やかに生き生きと過ごしてもらえるように、日々を大切に積み重ねていきたいと思っています」
写真提供・取材協力/はーぴさん
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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