「どんな夢を見てるやら。何という格好で寝てるのよ」というコメントが添えられた投稿。

引用元:
@sachik46
気持ちよさそうに眠っているのは、X(旧Twitter)ユーザー@sachik46さんの愛猫・ルドルフくん(取材当時14才)です。ルドルフくんが静かだったので飼い主さんが家の中を探していると、ある部屋の真ん中でポツンとこの格好をして眠っていたのだとか。
飼い主さん:
「『落ちている!』と思いました。安心して寝息を立てる姿に、『なんてかわいいんだろう』口元が緩みました」
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食べ物やスポーツ選手に見える人が続出

引用元:
@sachik46
飼い主さんがこの様子を投稿すると、フォロワーからは次のような反応が!
「飛び込みの選手みたい! すごくきれい」
「左向きの黒い小鳥に見えました」
「エビフライ」
「Uユー」
そして、約2.1万人が「いいね」を押すほど話題になりました。(2025年7月18日時点)
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保護猫だったルドルフくんとの出会い

引用元:
@sachik46
そんなルドルフくんとの出会いは、11年前になんの前触れもなく訪れたといいます。
飼い主さん:
「帰宅すると玄関前でくつろぐ黒猫の姿がありました。それまで見たこともない猫ですが、人なつっこくて逃げません。当時はどこかの家の飼い猫だと思いましたが、それから毎日姿を現すようになりました」
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引用元:
@sachik46
飼い主さん:
「ときにはサッシに両前足をかけて、部屋の中をのぞくこともありました。私はかわいい訪問者が気になり、会えるのが待ち遠しくなっていたのですが、あるとき『毛並みは悪くないけど少しだけ痩せているかしら?』と思うように……。
そして、ご近所さんなどから情報を集めるも飼い主は見つからず、厳しい残暑だったので暑さ対策のために家の玄関ドアを少しだけ開けておくと、家のカーペットで無防備に昼寝をするルドルフの姿が。このとき、家族として迎える決心をしました」
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迎え入れ当時から元気なルドルフくん、ささいなことに存在を実感

引用元:
@sachik46
こうして飼い主さんの家に迎え入れられたルドルフくん。お迎え当時のルドルフくん様子についてお聞きすると、飼い主さんはこう振り返ってくれました。
飼い主さん:
「お迎え当時からとにかく元気で、あらゆる場所にジャンプをしたり、遊んでほしくて体をすり寄せたりしてきました。また、早朝の運動会に付き合わされ、私は寝不足の毎日でしたね」
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引用元:
@sachik46
そんなルドルフくんが飼い主さん宅に慣れたのは、いつ頃だったのでしょうか。
飼い主さん:
「不思議ですが初めから『ずっと一緒に暮らしていた』みたいな感覚でした。ただ、寝息を立てて熟睡している姿を見たときに、『うちのコになってくれたのだな』と実感したのを覚えています」
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与えてもらった幸せを返したい

引用元:
@sachik46
最後に、飼い主さんにルドルフくんに対する思いをお聞きしました。
飼い主さん:
「幸せを背負ってわが家へ来てくれたルドルフ。穏やかで賢く、とても甘えん坊。ありきたりかもしれませんが、ルドルフは“何ものにも代えがたい存在”です。じつは最近病気が見つかり闘病中です。私たち家族を幸せにしてくれたぶん、恩返しをしたいと思う毎日です」
ルドルフくんが何ともいえない格好をしてスヤスヤ眠る姿は、飼い主さんを幸せにしていることがわかりました。
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写真提供・取材協力/@sachik46さん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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