お迎え当初は隙間に身を潜めていた元保護猫。“別猫”のようになった現在の様子とは…

引用元:
@Orangelatte25
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@Orangelatte25さんの愛猫・ムックくん(取材時12才)。こちらは、トライアルで飼い主さんにお迎えされた翌日の、6才のころのムックくんを撮影した一枚です。
とても臆病な性格だというムックくんは、このとき、ケージとトイレの隙間に身を潜めていたのだそう。
飼い主さん:
「お迎え後数日は飲まず食わずでじっとしていたため心配で、保護団体のご担当の方や預かりボランティアさんに相談する日々でした」
このころから約3年半が経ち、ムックくんはどんなコになったのでしょうか。
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のびのびとくつろいでいる姿にほっこり!

引用元:
@Orangelatte25
9才のころのムックくんを撮影した写真がこちら。お迎え当初は隙間に身を潜めていたムックくんですが、こちらの写真では、仰向けでのびのびとくつろいでいますね!
飼い主さん:
「6才のころが嘘のように、ベッドの上で人間のようにくつろいでいるのが面白くて撮影しました。お迎え後、自分から人に寄ってくるようになるまで2週間ほどかかりましたが、その甲斐あって、本当に別猫のように我が家と家族に慣れてくれたなあと感じます」
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引用元:
@Orangelatte25
飼い主さんによると、ムックくんは元保護猫とのこと。飼い主さんは、ムックくんをお迎えした翌年に、同じく保護猫のもちくんをお迎えしたそうです。
飼い主さん:
「オス同士でもケンカするどころか、より安心して過ごすようになったのは良かったです」
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引用元:
@Orangelatte25
成長しても「ビビリな性格は相変わらず」だというムックくん。来客の気配があると、一目散にベッドの下などに隠れてしまうのだとか。
飼い主さん:
「家族以外の人は滅多に姿を見ることができず、娘の友達から“幻の猫”や“想像上の生き物”などと言われて笑いました」
ムックくんとの出会い

引用元:
@Orangelatte25
ムックくんに出会う半年ほど前に、先代の愛猫を病気で亡くしていたという飼い主さん。「また飼うなら保護猫を」と思い、お迎えするコを探し始めたそうです。
飼い主さん:
「ムックは風貌が特徴的だったのと、ビビリな性格の反面、当時の名前がボスというギャップが興味深く、お見合いを申し込みました」
飼い主さんとムックくんは、動物愛護センターの譲渡会でお見合いをしたそうですが、そのときに、ムックくんが手違いでケージから脱走してしまったのだとか。
飼い主さん:
「会場内を爆走&スタッフさんの手をガブリとする暴れ様で、周りの参加者は皆ドン引きしていました(笑)捕まえられたあとは、壁を向いて微動だにしない様子が切なく、家族みんなが『寄り添ってあげたいな』という気持ちになりました」
その後、飼い主さんはトライアルを申し込み、数週間後にそのままムックくんを正式にお迎えすることが決まったそうです。
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ムックくんはどんなコ?

引用元:
@Orangelatte25
飼い主さんによると、ムックくんは「とにかくお喋り」だそうです。
飼い主さん:
「『自分の存在をアピールしているんだなあ』と愛おしく思います。3匹のなかで先住かつ最年長にもかかわらず、最もフレンドリーで穏やかなところも魅力です。反面、病院に連れて行く際には、“野性120%の雄叫び”を上げるので、勘付かれないようキャリーケースを準備するのに一苦労しています(笑)そのギャップもムックらしいなと」
また、飼い主さんはムックくんが違う生き物に見えることがあるのだそう。
飼い主さん:
「黒猫・長毛・折れ耳という特徴的な見た目なので、ふと見るとフクロウやタヌキなどさまざまな生き物に擬態していて、いつも笑わせてくれます」
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ムックくんへの現在の思い

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@Orangelatte25
最後に、これからムックくんと一緒にどのように暮らしていきたいかを飼い主さんに伺いました。
飼い主さん:
「現在は12才と高齢になってきました。先代のコは11才でお空に行ったので、その年齢を超えたときは感慨深かったです。ムックは3匹のなかで一番お喋りなので、いなくなったらきっととても寂しいです。
幸い、今はとても元気に過ごしているので、定期的に健診を受けながら少しでも長く健康に過ごしてほしいと思っています」
写真提供・取材協力/@Orangelatte25さん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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