同居猫に毛づくろいをされる子猫。

引用元:
@hiichan_japan
写真の猫は、X(旧Twitter)ユーザー@hiichan_japanさんの愛猫、美猫(みねこ)ちゃん(取材当時3才)と千鶴ちゃん(愛称:チッチちゃん、取材当時生後5カ月)です。2匹は元保護猫。毛づくろいをされて、くすぐったそうに口を開けるチッチちゃんの表情に注目が集まりました。
飼い主さん:
「チッチは、安心するとほほ笑むような表情を見せることがあります。この写真を撮影したときはハチワレのみねこにじゃれていて、毛づくろいがくすぐったかったのかキャピキャピ笑っていました」
そして、飼い主さんが「家猫になると表情が豊かになるねぇ」というキャプションを添えて投稿すると、フォロワーから「チッチちゃん、よいお顔。すてきなおうちに来られてよかったね」「仲よしでほほ笑ましい」などの声が寄せられました。
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保護猫だったチッチちゃんとの出会い

引用元:
@hiichan_japan
体重がわずか400gのときにやって来たチッチちゃん。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。
飼い主さん:
「夫婦で、人生最後の猫にするなら三毛猫を子猫から育てたいねと話していました。春先になって子猫保護のポストがSNSのタイムラインに流れるようになり、隣町の住宅の車庫で産まれた6匹の子猫のポストを見かけました。そのなかにチッチがいて、連絡をとり引き取らせていただきました」
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お迎えした子猫は、最初シャーシャーいっていた

引用元:
@hiichan_japan
お迎えした当時のチッチちゃんは、すぐに先住猫と仲よくなれたわけではないようです。
飼い主さん:
「お迎えした当初は、400gしかない体で“イカ耳”になり、先住犬猫に必死にシャーと鳴いていました。
初期医療で何にも引っかからなかったこともあり、フェンス越しに先住犬猫たちと対面。そのとき、先住犬猫たちは早くかわいがりたくてウロウロしていました。翌日には、飼い主がいる時間に同室で過ごさせてみることに。3日後には打ち解けて、一緒に遊んで眠るようになりました」
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@hiichan_japan

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@hiichan_japan
お迎えしてからこれまでを振り返ると、かわいい思い出が!

引用元:
@hiichan_japan
飼い主さんにチッチちゃんをお迎えしてから現在までの思い出を伺うと、次のように教えてくださいました。
飼い主さん:
「いつもご機嫌で、のどをゴロゴロと鳴らしていて、かわいがられる才能に長けています。先住犬猫も飼い主家族も大好きなので、ローテーションして全員に甘えに行きます。
飼い主の家事にもついてきて、掃除や料理をする様子を興味深そうに見ています」
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今では先住犬猫たちに喜びを与える存在に!

引用元:
@hiichan_japan
そんなチッチちゃんの登場で、先住犬猫たちの振る舞いにも変化があったのだとか。
飼い主さん:
「先住犬猫たちはレスリング相手をしたり、虫取りを教えたり、グルーミングをしてお世話をしてくれます。チッチもマネをして上手になっています。
チッチのことがよほどかわいいのか、先住犬猫たちは一緒に眠るのが嬉しいようです」
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譲渡初日に連れて行った動物病院で、ずっとお世話になっている獣医師さんが「この子の名前が降りてきた」と、「チッチ」と呼んでくれたこと、また、家族会議の結果から、「千鶴」という名前に決定したミケの子猫。
「わが家に来たからには、名前にあやかって幸せで長寿な猫生を送ってもらおうと思います」と、飼い主さんはその思いを語ってくださいました。
写真提供・取材協力/@hiichan_japanさん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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