今回紹介するのは、猫のオリビアちゃんとナミちゃん(ともに取材当時3才)の飼い主@hiyoshi_nさんがX(旧Twitter)に投稿した写真。そこには、日の当たる場所でオリビアちゃんの毛づくろいをするナミちゃんの姿がありました。

引用元:
@hiyoshi_n
夕方のゴハンの時間が近づくと、オリビアちゃんとナミちゃんは昼寝から起き、飼い主さんの近くへやってくるのだとか。そして、この日は、西日の当たるリビングで毛づくろいを始めたといいます。
飼い主さん:
「ふだんはナミちゃんのほうから毛づくろいをしに行き、徐々にエスカレートしてケンカになることが多いのですが、この日はお互いに毛づくろいをし合っていたので『仲よしさんの日だね』と思いました」
続きを読む

引用元:
@hiyoshi_n
そんな光景を見て、飼い主さんは「尊い日常」と感じたようです。
保護猫だったオリビアちゃんとナミちゃんとの出会い

引用元:
@hiyoshi_n
オリビアちゃんとナミちゃんは元保護猫。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。
飼い主さん:
「オリビアちゃんとナミちゃんに出会ったのは、1年半前に開催された譲渡会に参加したことがきっかけです。2匹とも、そのときの推定年齢が2才でした。
私が『仲よしのコンビがいたら一緒に引き取りたいです』と申し出たところ、2匹を紹介されたのです。2匹は同じケージに入っていました。お迎えする前から、仲よしコンビとして過ごしていたみたいです」
続きを読む
知らない場所に警戒する2匹、最初は隠れていた

引用元:
@hiyoshi_n
飼い主さんに、お迎えした当時のエピソードをお聞きしました。
飼い主さん:
「お迎えした日は同じドームの中に入って、知らない場所に警戒していました。どこへでも行けるように家の中でフリーに過ごさせていたので、しばらくするとドームから出てきて、安全に隠れられる場所を探すかのように移動し始めました。当時はよくベッドの下の奥のほうに縮こまっていました」
続きを読む

引用元:
@hiyoshi_n
飼い主さん:
「ナミちゃんは夜中に家の中を散策することから始めて、4日くらい経った頃、私たちの前にきてスリスリするようになりました。ですが、オリビアちゃんは警戒心が強くて、隠れて姿を確認できない日もあるほどで……。
飼い主の外出中しか出てこないので、姿を見られるようになるまで数週間、おやつをあげられるようになるまで2カ月くらいかかった記憶があります」
続きを読む
そんな2匹が家に慣れたと感じた瞬間は?

引用元:
@hiyoshi_n
飼い主さん:
「ナミちゃんは1週間くらいで家に慣れた感じがしました。いろんなところに登ったり、入ったり、くつろいで寝ていたりしていたので。ですが、オリビアちゃんが慣れたかなと感じたのは3カ月くらいたった頃かもしれないです」
続きを読む

引用元:
@hiyoshi_n
飼い主さん:
「オリビアちゃんは、最初は少しの物音でも警戒して逃げていたのが、徐々に大丈夫になっていきました。今は家の環境には慣れたと思いますが、いつもと違う行動や物音を感じると、すぐにベッドの下へ逃げていきます。本当に安心できる日はまだ遠いかもしれませんが、オリビアちゃんのペースでゆっくり安心を広げていっているのでしょうね」
続きを読む
オリビアちゃんとナミちゃんに伝えたいこと

引用元:
@hiyoshi_n
最後に、飼い主さんにオリビアちゃんとナミちゃんに伝えたいことをお聞きしました。
飼い主さん:
「小食なオリビアちゃんには、ゴハンをいっぱい食べてねと伝えたいです。ナミちゃんには、いつも飼い主のことを起こしてくれるけど、起こす時間がどんどん早朝になってきているので、5時半までは寝かせてねと伝えたいです(笑)
いつもうちにいてくれること、飼い主の帰宅をお迎えに来てくれること、いつもそばにいてくれることに『ありがとう』と言いたいです」
性格が違うのに仲よしの2匹。オリビアちゃんとナミちゃんは、飼い主さんの家で幸せに暮らしていることがわかりました。
続きを読む
写真提供・取材協力/@hiyoshi_nさん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
記事一覧に戻る