警戒している様子だった子猫たちの現在は……。

引用元:
@nakagawa1973
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nakagawa1973さんの愛猫・スズちゃん(撮影時、生後5カ月/写真前)、リンくん(撮影時、生後5カ月/写真奥)。飼い主さんによると、2匹は保護猫だったのだそう。
出会いは、2024年1月に開催されたとある保護猫譲渡会。飼い主さん家族は、猫や動物をテーマにした番組をよく観ており、保護猫に興味関心を持つようになっていたそう。家族で話し合うなかで「譲渡会に一度参加してみたい」とみんなの気持ちが一致し、里親募集サイトなどを見て気になった保護猫たちに会いに行くことにしたそうです。
そこで出会ったのが、当時生後5カ月になったばかりのスズちゃんとリンくんでした。
飼い主さん:
「譲渡会当日、会場には20ほどのケージが並んでいましたが、一番興味津々な当時小学5年生の娘が目を離さなかったのが、スズとリンでした。
2匹は警戒はしているけれど、シャーはしない人見知りな様子で。我が家にはすでにシニアの先住猫がいることや、保護猫についてまだまだ知らなければならないことがある気がしていたため、当初は『保護猫たちを見るだけ』のつもりでしたが、気づいたら2匹のトライアルを申し込んでいました」
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引用元:
@nakagawa1973
こうして、飼い主さん家族はトライアル期間を経て、2匹を正式に家に迎え入れることを決めました。譲渡会やトライアル開始時は警戒していた様子のスズちゃんとリンくんですが、1年が経過した現在はどのような様子で過ごしているのでしょうか。
物怖じしていたのは最初だけ 2匹はヤンチャっぷりを発揮!

引用元:
@nakagawa1973
取材時、1才のおとなの猫になったスズちゃんとリンくんがこちら。飼い主さん家族の家で仲良くまったり過ごしている様子が写真から見て取れます。
そんな2匹について、飼い主さんは「お迎え早々から実は“猫を被っていた”ことが発覚しました」と話しています。
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飼い主さん:
「出会ったときの2匹は警戒している様子も見られたため、おとなしめの人見知りなコたちな印象でしたが、物怖じしていたのも初日だけ。『ケージから出せ!』のアピールが始まり、今度は『隔離部屋から出たい!』と襖を開けようとし始める始末。
2匹は猫を被っており、予想や想定はすぐに裏切られました(笑)」

引用元:
@nakagawa1973
お迎えしてすぐにヤンチャな姿を見せ始めた、スズちゃんとリンくん。2匹とも好奇心旺盛で食べ物に対する欲求が激しめで、甘えん坊なのだそう。
どちらも似たような性格とのことですが、ちょっとした行動に性格の違いがあらわれているそうで、こんなエピソードが。
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飼い主さん:
「リンは入ってはいけないエリアに行くために、ゲートを越えて行こうとします。スズは自分から積極的に行動しませんが、リンに突破させておいてあとから自分もついて行くタイプ。
我慢できずにすぐ行動するリンと、様子を見てから隙を突く漁夫の利タイプのスズです」

引用元:
@nakagawa1973
飼い主さん:
「また、リンが寝ている場所を奪ったり、“ニャンプロ”を仕掛けるのはたいていスズのほうです。スズはちょっと“ジャイアンタイプ”なのかなと(笑)
体格で一回り大きくなったのにスズに譲ってばかりのリンは、ある意味優しいのかもしれません。保護猫なのでどちらが姉か兄なのかはわかりませんが、2匹の関係性を見ているとおもしろく感じます」
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3匹の愛猫たちには、いつも感謝の気持ちでいっぱい

引用元:
@nakagawa1973
飼い主さん家族の家でのびのびと成長している、スズちゃんとリンくん。先住猫・ベルちゃん(取材時13才)との関係性はというと、「静かに暮らしたいシニアと元気が有り余っているヤンチャな幼稚園児」ということもあり、普段は活動エリアをゲートで分けて生活しているのだとか。
飼い主さんは「多頭飼いの難しさを痛感しています」と話しており、3匹がストレスを感じないようにケアを心がけ、焦らずゆっくりと関係を見守っているといいます。
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引用元:
@nakagawa1973
最後に3匹の愛猫たちへの思いを聞くと、飼い主さんは「家族になってくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです」と語っていました。
飼い主さん:
「愛猫たちが私たち家族に幸せをもたらしてくれたことは間違いありませんし、生き方を変えてくれた存在だと思います。これからも3匹に幸せに暮らしてもらうために、“猫様のための生活”を続けていくだけです」
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写真提供・取材協力/@nakagawa1973さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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