ねこのきもち

「新潟市動物愛護センター」は大規模な施設とは違い、設備的にも予算面でも限りがあるといいます。しかし、センター内に全国初の官民一体で運営する猫の不妊手術専門病院をオープンさせるなど、一人ひとりの想いをつなぎ、力を合わせてさまざまな取り組みに挑み続けています。

*記事内容はすべて2025年10月1日現在のものです。


多くの猫が暮らす 愛護センター


写真提供/新潟市動物愛護センター

「新潟市動物愛護センター」(以下、愛護センター)は、市街地に広がる湖沼・鳥屋野潟のほとりに位置し、広大な敷地に4つの施設が集まる複合施設「いくとぴあ食花」の一角にあります。中でも、「新潟市動物ふれあいセンター」(以下、ふれあいセンター)に隣接しているのが愛護センターです。

「愛護センターで収容した猫は、新しい飼い主さんに引き渡せる状態になるとふれあいセンターに移し、来場者とマッチングさせる流れになります。しかし今は猫が増え、ふれあいセンターだけでは収まりきらないため、愛護センターでも引き渡しを行っています」

お話をうかがった愛護センター職員の宮﨑あゆみさんは「収容できる数に限りがあり、猫があふれてしまうことが課題」と話します。

「猫にはストレスなく過ごしてほしいので、本当は愛護センターにも上下運動できる多段ケージを増やしたいと思っているんです。でも、予算の問題もありますし、スペースをとるので収容できる猫の数が減りますよね。なかなか難しくて……。ふれあいセンターの子猫部屋の場合は多段ケージが並び、相性のいい猫同士は外に出して遊ばせることができますが、愛護センターでも、たまに床にマットレスを敷いて、できるだけ遊ばせるようにしています」

小さな工夫と努力を重ねるしかないですね、という宮﨑さん。しかし、さらにお話をうかがっていると、関係者の方々の小さな力が集結し、独自の取り組みを生み出している様子が見えてきました。


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