寝ていると、愛猫がそっと足の間に入り込んできて、そのまま眠ってしまう…そんな経験、飼い主さんにはありませんか? 就寝中の狭い空間にわざわざ入り込む猫の行動には、どんな理由があるのでしょうか。正直ちょっと動きにくいし、「狭くないの?」と思うこともありますよね。
今回は、猫が足の間で寝たがる理由や、飼い主さんが気をつけたいポイントなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。
就寝中、足の間で寝る猫…狭くないの?と思う理由とは
猫が足の間を好むのは「安心できる場所」だから

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
就寝中の足の間は、猫にとって適度に囲まれていて、外敵から身を守れる安心できるスペースと考えられます。飼い主さんの体温も感じられるうえ、布団の中という静かな環境も相まって、リラックスしやすい場所といえます。
特に寒い時期には、体温が逃げにくい足の間が「ぬくもりスポット」として最適に感じられる場合があります。猫は本能的に安全で温かい場所を求めるため、そこに自然と入り込むのかもしれません。
「甘えたい」「そばにいたい」という気持ち

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
足の間に入り込んでくる猫の行動は、飼い主さんへの信頼や愛情のサインとも言われています。人のそばにいることで安心し、甘えたいという気持ちからぴったり寄り添って寝ることがあるようです。
また、周囲が暗く静かな夜間に不安を感じやすい猫もいます。そんなとき、大好きな飼い主さんにぴったりくっつくことで、気持ちを落ち着かせているのかもしれません。
「狭くないの?」と思う飼い主さんの疑問

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんとしては「こんなに狭い場所でよく寝られるなあ」と感じることもあるかもしれませんが、猫にとってはむしろその“狭さ”が安心材料となるようです。もともと猫は、ダンボール箱などの狭い空間を好む傾向があり、体がぴったり収まる場所に心地よさを感じる生き物です。
とはいえ、飼い主さんが寝返りを打ちづらかったり、足がしびれてしまったりする場合は、無理せず猫の居場所をそっと変えてあげるのもひとつの方法です。
心配しなくてよいケースと注意が必要なケース

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
基本的に、足の間で寝るのは猫にとって自然な行動のひとつであり、健康上の問題であるケースは少ないとされています。安心して眠れる場所を自ら選んでいる証でもあるため、過度な心配は不要でしょう。
ただし、急にべったりするようになった場合や、普段と異なる様子が見られる場合は、体調不良や不安のサインである可能性もあります。その場合は、早めに動物病院で相談することをおすすめします。
快適な共寝のために飼い主さんができること

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫との就寝時間を快適に過ごすために、以下のような工夫を取り入れてみるのもよいでしょう。
①猫用のブランケットやベッドを足元に用意する
②寝返り時に猫をつぶさないよう、ゆっくりと動くことを心がける
こうした工夫によって、猫も飼い主さんもより快適に過ごせる環境づくりができます。お互いの距離感を大切にしながら、安心できる睡眠タイムを楽しんでくださいね。
文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
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