寒い季節になると布団に入ってくる愛猫との添い寝が日課だったのに、最近は一緒に寝てくれない……こんなこと、ありませんか?
いつもは甘えてきたのに急によそよそしくなると「もしかして嫌われたの?」と不安になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
今回は、猫が急に添い寝をやめた理由などについて、ねこのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。
突然、愛猫が添い寝してくれなくなった‥‥‥ 考えられる原因を獣医師が解説
「添い寝をやめた=嫌い」になったわけではない?

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫がいっしょに寝てくれなくなると、つい「避けられているのでは…」と心配になることも。ですが、猫の行動には環境や体調、気分などさまざまな要因が影響していると考えられています。
一緒に寝てくれないからといって、飼い主さんのことを嫌いになったとは限りません。猫はとても気分屋な動物といわれています。寝る場所や過ごす場所を頻繁に変えることも珍しくありません。
そのため、添い寝してくれない日があっても、猫にとっては「今日はここで寝ようかな」くらいの気まぐれであることもあります。
季節や環境の変化も影響することが

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寒くなってくると、飼い主さんの布団に入ってくる猫も多いですが、逆に添い寝をやめるケースもあるようです。
これは、室温が変わったり、寝具の素材が変わったりすることで、猫にとって心地よさが変化するからと考えられています。
また、部屋の模様替えや引っ越し、家族の生活リズムの変化など、猫にとってストレスになりうる出来事があった場合にも、行動が変化することがあります。
敏感な猫ほど少しの変化にも影響を受けやすいとされているため、思い当たることがないか振り返ってみるのもよいかもしれません。
健康面に不安があるときのサインの可能性も

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
気まぐれや環境変化以外に、猫が添い寝を避ける理由として、体調不良も考えられます。
特に、これまで密にくっついて寝ていた猫が突然距離をとるようになった場合は、体のどこかに不調や痛み、違和感を感じているのかもしれません。たとえば、関節の痛みや内臓の不調などで「触れられるのがつらい」と感じている可能性もあります。
猫は不調を隠す傾向があるため、他にも元気がない・食欲が落ちた・排泄の様子が違うなどの変化が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
飼い主さんができることと、安心していい場合

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
添い寝をしなくなった猫に対して、無理に引き寄せたり呼び続けたりすると、かえって距離を置かれてしまうこともあります。
まずは猫の意思を尊重して、静かに見守る姿勢が大切です。そのうえで、以下を試してみるとよいかもしれません。
①室温や寝床の素材、配置などを見直してみる
②日中のスキンシップや遊びの時間を増やしてみる
③体調変化にも気づけるように行動変化を記録してみる
こうした工夫で、また自然と添い寝してくれる日が戻ってくるかもしれません。
愛猫のペースを信じて、そっと見守ろう

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添い寝がなくなると寂しさを感じる飼い主さんは多いと思いますが、猫にとってはその日の気分や状態によって行動が変わるのは自然なことです。
必要以上に不安にならず、愛猫のペースに寄り添うことで、信頼関係はきっと続いていくでしょう。
文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
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