ふと愛猫と目が合ったとき、「ニャー」と鳴かれることはありませんか? 目が合ったときに鳴くということには、猫なりの理由があるようです。
今回は、猫が目が合ったときに鳴く理由や、飼い主さんができる対応などについて、ねこのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。
目が合うと鳴くのはコミュニケーションの一環

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんと目が合った瞬間に鳴くのは、「飼い主さんに何かを伝えたい」という気持ちがある場合があります。ごはんが欲しい、遊んでほしい、トイレを掃除してほしいなど、猫なりの要求を伝えている可能性があるようです。
特に、普段からよく目を見てくる猫や、鳴き声で意思表示をする猫の場合は、この傾向が強くなることがあります。また、目が合った直後に鳴くのは「自分に注目してくれた」と感じて、反応している場合もあると考えられます。
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「不安」や「寂しさ」のサインの場合も

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目が合った瞬間に鳴く行動には、何かを伝えたいという気持ちの他に「飼い主さんの気を引きたい、構ってほしい」という気持ちが含まれていることもあります。
例えば、忙しくてかまっていないときや、留守番が長かった後などに多く見られることがあります。こうした場合、鳴き方が少し長めだったり、不安そうなトーンで鳴くこともあります。
猫が感じている「寂しさ」や「ストレス」が表れている可能性もあるため、気にかけてあげたい行動のひとつです。
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すべてが要求とは限らない?勘違いしがちなケース

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目が合ったあとに猫が鳴くからといって、すぐに「何かをしてほしいんだ」と考えるのは早計な場合もあります。猫の性格やそのときの状況によっては、「特に意味もなくなんとなく鳴いてみた 」ということも。
また、飼い主が「鳴いたから要求に応える」という行動を繰り返すと、猫がそれを学習し、無意識に「目が合ったら鳴けばいい」と覚えてしまうこともあるようです。こうした習慣化を防ぐためにも、猫の鳴き方や全体の様子を観察しながら対応することが大切です。
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心配のいらないケースと注意すべきケース

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目が合って軽く鳴くだけで、その後の様子が落ち着いているなら、特に心配はいらないとされています。一方で、鳴き声が大きくなったり、鳴き声が普段と違ったり、鳴く頻度が急に増えたときには注意が必要なことも。
体調不良や痛み、ストレスなどのサインであることも考えられるため、ほかに食欲の変化や動きの違和感がないかもチェックしましょう。気になる場合は、早めに動物病院を受診すると安心です。
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飼い主さんにできることは?

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まずは、猫の様子を冷静に観察してみましょう。
①鳴き方に変化があるか
②目が合う前後でどんな動きをしているか
③ほかに不調のサインがないか
こうした点に注目することで、猫の本当の気持ちに近づくことができます。また、過剰な鳴き癖に困っている場合は、要求が明らかなときはすぐに応えずタイミングをずらして行動することで、鳴き癖を和らげる工夫もできます。
大切なのは、愛猫の個性や気持ちに寄り添う姿勢。日々のコミュニケーションの一環として、前向きに受け止めていきましょう。
文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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