狂犬病はウイルスによる感染症で、発症すると神経系が侵され、麻痺や興奮状態を経て死に至る可能性が非常に高い病気です。狂犬病を予防するには、ワクチン接種が有効とされ、犬の場合、年1回のワクチン接種と登録が法律で義務付けられていますが、猫も狂犬病になるのでしょうか。
今回は猫の狂犬病について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺いました。
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猫も狂犬病になるの?

引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫も狂犬病になるのでしょうか? 犬の狂犬病との違いなどがあれば教えてください。
原先生:
「狂犬病は咬傷などを通じて感染し、人を含めたすべての哺乳類に共通する恐ろしい疾患です。猫も哺乳類ですので、感染した動物に噛まれることで、狂犬病になる可能性は十分にあります。
なお、症状は犬と似ていますが、猫の場合はとくに攻撃性が増す『狂躁型』の反応が強く出やすい傾向があるかもしれません」
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猫も狂犬病の予防接種はしたほうがいい?

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――狂犬病を予防するため、猫もワクチン接種をしたほうがいいのでしょうか。
原先生:
「日本では、猫へのワクチン接種は法律で義務付けられていませんが、海外渡航の際などは必要になります。
国内での感染リスクは極めて低い状況といえますが、心配な場合は獣医師に相談し、接種を検討してみてもいいかもしれませんね」
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猫の狂犬病に関する注意点

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――最後に、猫の狂犬病に関する注意点など、飼い主さんが知っておくべきことなどがあれば教えてください。
原先生:
「万が一、外出先や旅先で見知らぬ動物に噛まれた場合は、すぐに傷口を洗い流し、医療機関を受診することが大切です。国内では50年以上発生していませんが、野生動物との接触には念のため注意を払うのが安心ですね」
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愛猫も感染するおそれがある狂犬病。心配な場合は、一度かかりつけ医に相談してみましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年3月時点の情報です。
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