子猫は、どうしてこんなにかわいいのでしょうか? 動いてもかわいい、止まっていてもかわいいと感じるのは、しぐさのあどけなさだけではないようです。子猫時代にしか見られない体の特徴を、猫研究家の石原さくらさんにお聞きしました。
成猫より柔らかい毛質

引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ネットなどで“パヤパヤヘアー”や“パヤ毛”と呼ばれるふわふわの毛の正体は、子猫ならではのベビーコート(産毛)です。その毛がとても細くて柔らかく、また毛量も少ないため、逆立ってボサボサに見えるのです。
この、とっちらかった毛にはずっと見ていたくなるかわいさがありますが、徐々にしっかりした毛に生え替わるため、生後3カ月頃までしか見られません。
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顔に対して大きな耳

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
子猫は顔や体が小さいため、相対的に大きな耳が目立ってアンバランスに見えます。また、成猫と比較して耳が高い位置にあるため、より大きく見えるのかもしれません。
成長するにつれて顔や体は大きくなり、耳の間隔も開いていきます。そのため、成猫になると耳の大きさは目立たなくなるでしょう。
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引き寄せられるブルーの目

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
生後しばらくの間、子猫の目は“キトンブルー”と呼ばれる少し濁ったような青い目をしています。これは、虹彩にメラニン色素が沈着していないことによるもの。
成長とともにメラニン色素が生成されるようになるので、徐々に色が変化していきます。生後2カ月頃には、それぞれ個性のある目の色になるでしょう。
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ハリのないヒゲ

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
生まれて間もない子猫のヒゲは、ひょろひょろしています。これはヒゲがとても細くて柔らかく、本数が少ないことによるもの。柔らかさゆえに、ヒゲに寝グセがついてしまう子猫もしばしば。
1本1本がまだ短いため、空気の流れや距離感などを感知するセンサー機能は未発達な状態です。
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細くて短いしっぽ

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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のしっぽは短い骨が連なり、そのまわりを筋肉が左右対称に取り囲んでいます。成猫のしっぽは、自由自在に動かせるよう、筋肉が発達していますが、子猫のしっぽは骨も筋肉も成長段階。だから細くて短く、しっぽの使い方も不器用に感じるのです。
生えている毛もスカスカの“パヤパヤヘアー”のため、興奮して膨らんでもちょろりとして見えてしまうでしょう。
成猫と比べてすべてが未発達な子猫。成熟していないゆえのちぐはぐさが、子猫のかわいさの秘密のようです。
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お話を伺った先生/石原さくらさん(猫研究家 猫写真家 愛玩動物飼養管理士1級)
参考/「ねこのきもち」2026年3月号『期間限定の可愛さ、おすそわけ\今しか見られない/こねこじるしに、キュン♪』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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