ねこのきもち

温暖な気候、美しい自然、ゆっくりと流れる時間…。そんな魅力あふれる沖縄県ですが、一方で、自然の中で懸命に生きる猫たちが数多くいます。そういった猫を増やさないための対策をはじめ、動物愛護の意識をより広めるために奮闘する「沖縄県動物愛護管理センター」をご紹介します。

※記事内容はすべて2026年2月1日現在のものです。


沖縄全域を担う動物愛護の拠点


沖縄本島南部の東海岸、那覇市から車でおよそ40分。雄大な自然に囲まれ、琉球開闢の神話(琉球国発祥の伝説)が息づく南城市に「沖縄県動物愛護管理センター」(以下、センター)はあります。センターが管轄するのは、宮古・八重山地域を除く沖縄県全域です。

「広いエリアを管轄するには、決して充分な人員とはいえません。そのため、さまざま寄せられる相談も、対応までに時間がかかる場合があります」。そう話してくれたのはセンター職員の今井さん。最近は、2006年から使用している建物や設備の老朽化にも悩まされているそうです。「ここは温暖で湿気が高く、カビが発生しやすい環境です。その影響で、機械類もよく不具合を起こします」


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