最近はSNSなどで20才を超える長寿猫を見かけるように。愛猫が長生きすることは飼い主さんにとって嬉しいことですが、20才を超える“超ハイシニア”になると、20才未満のハイシニア猫よりも体のいたるところに老化の影響があらわれます。
獣医師の田草川佳実先生が、20才を超える超ハイシニア猫に必要なお世話を解説します。
より細やかな室温管理
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引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
高齢になると自律神経の働きが弱くなるため、暑さや寒さの感覚が鈍くなるほか、体温調節機能も低下します。
また、超ハイシニアになると、暑い場所や寒い場所から速やかに移動しにくくなり、気づいたときには熱中症や低体温に……ということも。より細やかな室温管理が、愛猫の命に直結することになりそうです。
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認知機能をキープするための脳のケア

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猫も人と同じで、加齢によって認知機能が落ちやすくなります。脳が衰えると行動や意思決定の判断が鈍り、暑い場所から移動することや、段差をまたいで歩くことなど、環境に応じた行動ができなくなることもあるでしょう。
また、いわゆる“猫の認知症”も脳の衰えによるものなので、発症すると夜鳴きやトイレ以外の場所での排せつなども見られるように。超ハイシニア猫の脳のケアは、猫にとどまらず、飼い主さんの生活にも影響するかもしれません。
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少しでも食べてもらえる工夫
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高齢の猫は歯や口の痛みのほか、嗅覚や味覚の低下、慢性疾患、関節・筋肉の衰えによるかがみにくさなどの理由から、積極的に食べなくなることがよく見られます。
食べない状態を放置しておくと猫の体は急速に弱っていくので、フードをペースト状などの食べやすい形状にする、温めてニオイを出す、シリンジを使って与えるといった「少しでも食べてもらう工夫」が優先されるケースも。
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トイレの失敗を減らす排せつの補助
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超ハイシニアになると、認知機能の低下や排せつ時の関節や腰の痛みなどによって、トイレの失敗が増えることも。
間に合わない・失禁してしまうというケースには、オムツを着ける、トイレのまわりにペットシーツを敷くといった対応を行うほか、自力で排せつが難しくなったという場合は、排せつを補助する必要が出てくるでしょう。
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ハイシニアよりも体の機能が衰える超ハイシニア世代の猫たち。愛猫が若いうちからお世話をイメージしておけば、そのときになって焦ることは少ないでしょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「ねこのきもち」2026年7月号『新薬実用化で、猫が腎臓病で亡くならない時代へ。「超ハイシニア」の愛猫と生きる未来が見えてきた!猫30才時代』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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