猫は「ベタベタするわけではないけれど、近くにいる」という距離感を好むこともあるようです。
そこで、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、愛猫にとって「距離感がちょうどいい相手」に関するアンケートを実施。この記事では、その調査結果をご紹介するとともに、猫が特定の人の近くで過ごす理由や、猫と心地よい関係を築くための接し方について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきました。
ベタベタしないけど一緒にいたい? 猫の心地よい距離感を調査&獣医師解説
愛猫に「ベタベタ甘えるわけではないけれど、近くにいることが多い相手」がいる?

引用元:猫との距離感に関するアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
今回のアンケートでは、『愛猫には、家族の中で「ベタベタ甘えるわけではないけれど、近くにいることが多い相手」がいますか?』という質問に対し、85%の飼い主さんが「はい」と回答しました。
そこで、「はい」と回答した飼い主さんに「愛猫はその人とどのような距離感で過ごすことが多いですか? 」とお聞きしたところ、以下のような回答が寄せられたので一部ご紹介します。
愛猫はその人とどんな距離感で過ごしている?
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「はい」と回答した飼い主さんに、愛猫がその人とどのような距離感で過ごしているのか聞いたところ、次のような回答が寄せられました。
同じ部屋や視界に入る場所で過ごす
・「甘えることは滅多にないのに、同じ部屋にいる」
・「私にはベタベタ甘えるけど、主人には同じ部屋の空間で一緒にいる事が多いです」
・「私の気配を感じられたり、目に入る距離にいます。だいたい同じ部屋にいます。」
・「同じ部屋にいて、離れて寝ています」など
手が届きそうで届かない、絶妙な距離を保つ
・「手を伸ばせる距離でくつろいでいて撫でようと手を伸ばすとさっと逃げますが、また近くに来てくつろいでいます」
・「人の方から隣に座ると離れますが、1人分離れたところに座り直します」
・「料理している最中は身体が触れるか触れないかのぎりぎりの位置に座ってきます」など
飼い主さんからはこんな声も
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
そのほかにも、時間帯や猫の気分、要求の有無によって距離感が変わるという声も寄せられました。
・「昼間は素っ気ない態度ですが、夜寝る時は必ず枕元に来て、一緒に寝ます」
・「お腹が空いたり、遊んで欲しかったり、なでなでやブラッシングをして欲しいと、すりすり自分から寄ってきます。それ以外は塩対応です」
・「遊んで欲しい時・お腹空いた時は近付いてきますが、あとは遠くからじっと見つめてたりします」など
【獣医師解説】猫が少し離れた距離感で一緒にいる理由とは
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺います。
――アンケートの結果、85%の飼い主さんが「愛猫がベタベタ甘えるわけではないけれど、近くにいることが多い相手がいる」と回答しました。猫が「甘える」とは少し違う形で、特定の人の近くにいることが多いのは、どのような理由や心理からでしょうか?
岡本りさ先生:
「相手の様子を観察していたい、同じ空間にいると落ち着くといった理由が考えられます。また、何か要求があるときに”叶えてもらえるタイミング”を見計らって、そばにいることもあります」
――猫にとって“距離感がちょうどいい人”には、どのような特徴があると考えられますか?
岡本りさ先生:
「急に大きい声や音を出さない人、穏やかな人、急に近づかない人などが挙げられます。猫のペースに合わせられる人は、猫にとって心地よい距離感になりやすいと思います」
――猫と無理なく心地よい関係を築くために、飼い主さんが意識したい接し方や距離感があれば教えてください。
岡本りさ先生:
「猫が好む距離感はそれぞれ違うので、愛猫のペースに合わせることが大切だと思います」
猫にとって心地よい距離感はそれぞれ異なるようです。ベタベタ甘えるだけでなく、「同じ部屋にいる」「少し離れた場所から見ている」といった行動にも、猫なりの安心感や親しみの気持ちが表れているのかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/仲田陽子
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年5月時点の情報です。