ねこのきもち

猫のストレス軽減や健康増進の観点から考えると、家の中に自由に行き来できる高所があることは重要です。外猫にとって木がどのような場所か知ったうえで、猫の欲求を満たす環境を整えてあげましょう。
一級建築士で愛玩動物看護師のいしまるあきこ先生と、哺乳動物学者の今泉忠明先生の監修のもと、家の中の高所のつくりかたを解説します。


外猫にとって「木」の役割とは


スコティッシュフォールド・ロングヘアのルナちゃん
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫の祖先は木の上でも頻繁に活動をしていました。その目的は捕食活動のため。木の上は敵から身を守れる安全な隠れ家であり、周囲を見渡せる場所でもあるので、危険を察知するだけではなく獲物を見つけるのにも役立ちます。

猫は小さい鎖骨により前脚が左右に広げやすく、鋭いかぎ爪をもっているため、体重を支えながら木をつかみ登るのに優れています。また、本来備わっている身体能力が木登りに適していることも、幸いしたのでしょう。
また、木の幹はちょうどいい爪とぎ場にもなっていたようです。


続きを読む