最近になって、愛猫がちょっとした物音に反応したり、いつもは気にしないにおいをしきりに嗅いだりすることはありませんか。来客時や模様替えのあと、季節の変わり目などにそのような変化があるかもしれません。ある時期だけ見られる変化には、どのような背景があるのでしょうか。
今回は、猫が音やにおいに敏感になる理由や考えられる要因、飼い主さんができる工夫などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
続きを読む
猫は音やにおいに敏感な動物
.jpg)
引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は非常に耳がよい動物です。小さな獲物の音や気配を敏感に察知して、狩りに生かします。また、嗅覚もとても敏感です。
ある時期だけ敏感になる理由として考えられること
.jpg)
引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が音やにおいに敏感になる背景には、いくつかの要因があると考えられています。
① 環境の変化
引っ越しや模様替え、新しい家具や家電が入ったときなどは、においや音の変化に敏感になる場合があります。
② 来客や同居家族の変化
知らない人のにおいや足音、いつもと違う生活音が刺激になることもあるようです。
③ 暖かい季節や発情期
窓を開けて過ごす時期になると、外から流れ込む様々な音やにおいに反応することがあるでしょう。外の動物の気配には敏感に反応します。特に、猫の発情期である春先や夏にかけては雌猫のフェロモン臭を感じ、興奮することがあります。庭があり周囲に外猫が多い地域では起こりやすいです。
続きを読む
注意したい猫の様子
.jpg)
引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
一時的に物音へ耳を向けたり、においをいつもより気にしたりする程度であれば問題はありません。しかし、明らかにおびえる、攻撃的になる、隠れようとする場合は、音やにおいが大きなストレスとなっていることが考えられます。
よく観察し、猫が苦手な音やにおいを遮断してあげましょう。
食欲が落ちたり、排泄の様子にも変化がある場合は早めに動物病院へ相談してください。
続きを読む
飼い主さんができる工夫
.jpg)
引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が音やにおいに敏感になっているときは、無理に慣れさせようとせず、安心できる環境を整えてあげましょう。静かに過ごせる場所を用意したり、急な大きな音をできるだけ避けたりするだけでも、落ち着きやすくなる場合があります。
また、新しいにおいのあるものを置いたときは、猫が自分のペースで確認できるようにすることも役立つでしょう。
愛猫の様子をよく観察しながら、安心して過ごせる環境を整えてあげてくださいね。
文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
記事一覧に戻る