みなさんは愛猫が見せる行動やしぐさの意味について、正しく理解できていますか? じつは人が考えているのと異なる気持ちから、その行動やしぐさをしていることも多いようです。
そこで今回は、猫が飼い主さんに対してする4つのしぐさの本当の気持ちについて、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。
(1)そばにきてゴロンとおなかを見せるときの気持ちは?
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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
犬の場合、おなかを見せるのは「かまって」と「おなかをなでて」の両方のアピールが含まれますが、猫の場合は「かまって」というアピールの気持ちのみ。
子猫同士がお互いに遊びに誘い合うときの行動の名残で、通常は「おなかをなでて」という気持ちは含まれません。おなかを触られるのが苦手な猫も多いので注意しましょう。
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(2)文字を書いているとき突然ボールペンや鉛筆に噛みつく理由は?
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人が文字を書いているときはボールペンや鉛筆が小刻みに動くため、猫の獲物となる小動物のように見え、捕らえようとして噛みつくのでしょう。
「食べられるかどうか」ということまでは考えておらず、獲物のような動きに狩猟本能が刺激され、反射的に噛みついているのだと考えられます。
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(3)人が泣いているときや落ち込んでいるときそばにいる理由は?
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猫にとって、「すべてがいつも通り」であることが何よりも安心。“飼い主さんがずっと泣いていたり、落ち込んだりしていていつもと同じ行動をしない”という状況になると、「いつもと違う」「何か変だ」と警戒スイッチがオンに。自分に危険なことが起こらないか、注意深く観察しているのです。
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(4)人の手を噛んでしまったあとペロペロなめるのはなぜ?
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野生の猫は獲物を捕らえたあと、なめて獲物の毛や羽を取り除いてきれいにしてから食べます。
“人の手をつい噛んでしまった”というのは、人の手の動きが獲物のように見えて狩猟本能が刺激され、反射的にとった行動でしょう。そのあとなめるのも、この本能的な行動の名残だと考えられます。
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猫と暮らしていると、猫の行動やしぐさについてつい人目線で考えてしまいがちですが、擬人化して猫の気持ちを考えてしまうと、その真意を正確にくみ取れないことも。愛猫の行動をよく観察して、本音を正しく読み取ってあげましょう。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2025年5月号『正しく読み取れてる? 誤解しがちなしぐさ 猫の本音はこうだった!』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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