愛猫がなかなかお手入れをさせてくれず、苦戦している飼い主さんは多いはず。そもそも、ブラッシングや爪切りはどうして必要なのでしょうか?
今回は、猫のお手入れに関する疑問を3つ取り上げ、猫専門トリミングサロン代表の花島秀俊先生にお答えいただきました。
(1)爪とぎをしていても爪切りが必要なのはなぜ?
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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫はふだんから爪とぎをしますが、それでも爪はどんどん伸びていきます。そのままにしておくと、カーテンや絨毯に引っかかって爪を傷めたり、飼い主さんも引っかかれてケガしたりするおそれが。安全に暮らすためにも、2週間に1回ほどを目安に爪を切りましょう。
嫌がって途中で逃げてしまうことも多いので、一度にすべての爪を切る必要はありません。「今日はこの指だけ」というように何度かに分けて行うほうが、猫の負担も軽減できます。大きめのタオルなどで猫の体を包むようにして視界を隠し、背後から行うと無理なく保定ができます。難しい場合はプロの手に任せてもOKです。
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(2)どうしてブラッシングが必要なの?
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猫の毛はどんどん生え変わるので、溜まった抜け毛を取り除き、毛並みを整える必要があります。自分で毛づくろいをしているとはいえ、それだけでは行き届かない部位もあります。また、皮膚がマッサージされることで新陳代謝が促進されるほか、健康チェックを兼ねたスキンシップの時間にもなるので、習慣的に行うことをおすすめします。
ブラッシングの頻度は、長毛種なら毎日、短毛種でも週に1〜2回はやっておきたいところ。猫がリラックスしているときを狙い、長時間の拘束はしないのがポイントです。苦手な猫の場合、いきなりブラシなどの道具を見せると警戒されやすいので、まずは飼い主さんの手を少し湿らせて、なでるところから始めてみて。それができたらブラシを猫の体に当ててみるなどして、段階的に慣れさせていきましょう。
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(3)歯磨きを嫌がる理由は?
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なかなか受け入れてくれない猫が多いお手入れの代表が、歯磨き。道具に対する恐怖心があったり、過去に無理やり磨かれたことで「イヤなこと」として記憶していたりすると、嫌がってしまうことが多いでしょう。できれば子猫の頃から歯磨きを取り入れて恐怖心をなくしたいところですが、成猫以降からでも少しずつ慣れさせていくことは可能です。
まずは指で口まわりを触るところから始めて、徐々に歯に触れていき、ぬらした綿棒やガーゼで磨いてみましょう。指サック型の歯磨き用グッズもおすすめです。それができれば歯ブラシに挑戦しますが、まずはペースト状のおやつを歯ブラシにつけてなめさせるなどして、「歯ブラシ=いいもの」と印象づけることがポイントです。
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猫のお手入れは、少しずつ慣れさせることが大切です。愛猫と飼い主さんの両方の負担を軽減できるよう、無理なく進めていきましょう。
お話を伺った先生/花島秀俊先生(有限会社キティボックス代表 全国キャットクラブ学術顧問 ちば愛犬動物フラワー学園「キャットプロコース」講師)
参考/「ねこのきもち」2026年6月号『先生教えて! 各分野のスペシャリストたちが全力回答 猫の一周まわって「なんで?」な話』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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