夏場の室内はエアコンが効いていることがほとんどですが、冷えすぎは猫の体調不良を招く原因に。愛猫の健康のためには、暑さ対策と平行して、冷えすぎ対策を行うことが大切です。
そこで今回は、猫の冷えすぎを防ぐ方法を獣医師の重本仁先生に教えていただきました。飼い主さんから寄せられた「愛猫の冷えすぎ体験談」もご紹介するので、あわせて参考にしてみてくださいね。
愛猫が冷えすぎて体調不良に⁉ 猫の冷えすぎ対策と飼い主さんの体験談
冷房の温度は低くしすぎない
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫にとって快適な室温が28〜30℃というのは、あくまでも目安です。また、冷気は下にたまるため、床に近い猫の居場所は、冷房の設定温度よりも低くなっていることがあります。猫が部屋を出ていってしまったり、体を丸めて寝たり寒そうな様子が見られたりしたら、設定温度を見直しましょう。
【体験談1】夏、室温25〜26℃で嘔吐の回数が増えた
1才の夏頃、急に嘔吐をするようになりました。よくよく考えてみると、冷房が効きすぎていた可能性があると感じました。エアコンをつけると、冷房の影響の少ない猫タワーのハウスに隠れたり、体を丸めて寝たりしていたからです。それまで室温を25〜26℃に設定していましたが、28℃に変更したら、猫も人も体調がよくなりました。
(愛知県 T.Iさん/メス・2才)
毛布やタオルを用意する

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
毛布やタオルなど、軽めの布類を用意しておくと、猫が自らぬくもりを確保することができます。エアコンの冷気が直接当たる場所や、冷気がたまりやすい床に置くのは避け、ソファの上など少し高さのある場所やケージの中に置くと、猫が自分の意思でぬくもりを確保しに行けます。
【体験談2】子猫でうまく室温変化に適応できなかった
去年の夏、7カ月齢の頃。食べてもすぐに吐いてしまうことが続き、動物病院を受診したところ「冷えすぎ」とのことでした。「まだ子猫なので、室温の変化に体温調節がうまくできなかったのでしょう」と言われ、獣医さんの指導通り、冷房を使うときは、そばに毛布を用意。水もあまり飲んでいなかったようなので、水飲み場も増やしました。
(埼玉県 M.Iさん/メス・1才/スコティッシュフォールド)
こんな冷えすぎ対策もおすすめ
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
そのほか、次のような冷えすぎ対策もおすすめです。
エアコンの風向きを上向きに
猫の体にエアコンの風が直接当たらないように調節しましょう。風向きは上向きに設定し、猫がいるところに冷風が行かないようにしてください。サーキュレーターを併用し、風を上向きにして冷気を部屋全体に循環させると、特定の場所が冷えすぎることなく、部屋全体を涼しくすることができます。
猫が寒いと感じたときの「逃げ場」を用意
冷房の効いていない部屋や廊下へ自由に行き来できるよう、猫が通れる程度にドアを開けたままにしておくのもよい方法です。ただし、ドアが閉まって猫が閉じ込められないよう、ドアストッパーを使って対策してください。
熱中症対策にと、部屋を冷やしすぎるのは禁物。猫が冷えすぎていないか、改めて生活空間を見直しましょう。
お話を伺った先生/重本仁先生(王子ペットクリニック院長)
参考/「ねこのきもち」2026年7月号『夏、気を付けたいのは「暑さ」だけではありません。ねこの冷え過ぎ&隠れ脱水にご用心!』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。