病気や問題行動にもかかわる猫のトイレ。とはいえ、最適なトイレ環境は、どの猫にとっても同じ条件とは限りません。そこで今回は、性格や体質、育った環境など、猫の性質別の理想のトイレ環境づくりのポイントについて、モノカどうぶつ病院院長の小林清佳先生に教えていただきました。
「警戒心が強い猫」の理想のトイレ環境
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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
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トイレは部屋の隅や家具の陰に置く
とくに警戒心が強い猫は、人や同居猫の目がある場所では排せつしたがらないことがあります。猫トイレは、静かで落ち着ける場所に置くのが原則です。部屋の隅や家具の陰になる場所など、視線を気にせず排せつできる場所を探して設置しましょう。
猫の好みによっては、目隠しになるカバーつきのトイレを導入したり、ついたてを設置したりしてもいいでしょう。
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「やんちゃな猫」の理想のトイレ環境
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トイレ砂は遊んでも飛び散りにくい重い素材のものにする
トイレ砂を激しくかいたり、おもちゃのように遊んだりしてしまう場合は、鉱物系など、ずっしりとした素材の砂だと飛び散りが抑えられます。
なお、トイレ砂で遊んでしまうのは、遊び足りていないことが原因のことも。飼い主さんとおもちゃで遊ぶ時間を増やして、遊びの欲求を満たしてあげることも大切です。
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誤食に配慮した砂選びを
なかには、トイレ砂を口にくわえて遊んだり、食べたりしてしまう猫もいます。その砂のニオイや感触を好んで食べてしまっている可能性があるので、まずは別の素材に替えてみて。
どんな種類でもどうしても口にしてしまう場合は、飲み込んでしまったときのリスクを考えると、おからなど食品由来の素材が比較的安心でしょう。
「神経質な猫」の理想のトイレ環境
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排せつ物の処理や掃除はよりこまめに
猫は汚れやニオイが気になると、そのトイレでは排せつしたがらなくなるため、神経質な猫のトイレはとくに清潔さを保つことが重要になります。
排せつ物はよりこまめに片づけ、掃除や砂の交換も半月に1回するなど、できるだけお手入れの頻度を多くできるといいでしょう。飼い主さんの不在中も排せつ物を処理してくれる自動トイレを活用するという手もあります。
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トイレは同居猫とはち合わせしない位置に設置する
複数飼いの場合、同居猫に見られると排せつをやめてしまったり、同居猫の排せつ物があるトイレを避ける、弱い立場の猫がトイレに入るときに遠慮がちになるといった様子が見られたりすることがあります。
トイレ同士をくっつけて置くのではなく、離れた場所に設置するようにしましょう。トイレまでの動線も被らないようにするといいでしょう。
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「元ノラ猫」の理想のトイレ環境

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自然の砂の感触に近い鉱物系の砂を採用する
外で暮らしていた経験のある猫は、本物の砂の上で排せつしていたため、感触が近い鉱物系の砂を好みやすい傾向が。好みは一概にはいえませんが、今のトイレ砂を猫が嫌がっているときや、保護猫を迎えてはじめてのトイレ砂選びをする際には試してみるのも一案です。
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「アレルギー体質の猫」の理想のトイレ環境
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アレルギー反応が見られたら、獣医師に相談のうえ別の素材の砂に替えてみて
猫によっては、ヒノキなど特定の種類の砂に対してアレルギー反応を示すことがあります。目のまわりを頻繁に足でこする、目が充血しているなどの様子が見られたらまずは獣医師に相談し、必要な場合は、砂の種類を替えるといった対策をとりましょう。
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今回ご紹介した内容を参考に、愛猫のタイプに合った快適なトイレ環境をつくってあげてくださいね。なお、トイレ容器によって使えるトイレ砂の種類が決まっている場合もあるため、各製品の取扱説明書をよく確認するようにしましょう。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2026年7月号『愛猫にぴったりな環境はトラブル軽減にもつながります。猫のタイプ別 快適トイレのつくり方』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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