ソファや布団でくつろいでいると、愛猫が足やおなかの上を平然と踏んで通ることがありませんか? 周囲には空いている場所があるのに、なぜわざわざ体の上を歩くのか、不思議に感じる飼い主さんもいるかもしれません。
猫が飼い主さんの上を歩く理由や、困ったときの対応などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
飼い主さんの体が近道になっている
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引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんを踏んで通るのは、目的の場所へ向かう際に、その経路がもっとも短いと判断している場合があります。たとえ寝ころんだ飼い主さんが進行方向にいても、猫にとっては避けなければならない障害物ではなく、通っても問題のない場所なのでしょう。
踏まれたからといって、猫が飼い主さんの存在に気づいていないとは限りません。周囲を回ったり飛び越えたりするより、そのまま上を歩くほうが移動しやすいと考えている可能性があります。
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安心して足を乗せられる相手だと思っている
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猫は、不安定で危険だと感じる場所には慎重に足を運びます。それでも飼い主さんの体にためらわず乗るのは、踏んでも急に攻撃されたり、大きく動かされたりしないと理解しているからとも考えられます。
飼い主さんを雑に扱っているように見えても、嫌っているわけではありません。警戒しなくてもよい相手として安心しているからこそ、自然な通り道にしているといえるでしょう。
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かまってほしい気持ちを伝えていることも
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猫が踏んだあとに立ち止まって見つめる、鳴く、その場に座るといった行動を見せるなら、飼い主さんの気を引こうとしている可能性があります。遊んでほしい、ゴハンがほしいなど、何らかの要求が隠れているケースもあるでしょう。
寝ている飼い主さんを踏むと起きてもらえるなど、過去の経験から反応を期待している猫もいます。ただ通過しただけなのか、要求があるのかを知るには、踏んだあとの表情や行き先まで観察することがポイントです。
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高い場所へ移るための踏み台にする場合も
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飼い主さんの体を踏んだあと、棚やソファの背もたれなどへ移動するなら、高い場所へ上がるための足場として利用した可能性があります。猫にとっては、床や家具に足をかける行動と大きく変わらないのでしょう。
踏まれて困るときは、猫が移動しやすいように家具の配置を見直したり、別の足場を用意したりするとよいでしょう。
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踏まれたくないときは静かに体勢を変える
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踏まれると痛い場所がある場合は、大声を出したり猫を強く押しのけたりせず、ゆっくり体勢を変えて通り道を外しましょう。強い反応をすると、猫を驚かせたり、遊びだと受け取られたりすることがあります。
毎回同じ場所を踏まれるなら、猫がどこへ向かっているのかを確認し、歩きやすい別ルートをつくる方法もあります。猫に踏んづけられる行動だけで気持ちを決めつけず、その前後の様子から理由を読み取ることをしていきたいですね。
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監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/ねこのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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