気温が下がり愛猫の毛がふだんより“もふもふ”になってくると、「もう冬だなあ」と実感する飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回は、寒くなるとみられる猫の見た目の変化に注目。冬にあらわれる猫の被毛の変化やお手入れのポイントについて、獣医師の山本宗伸先生にお話を伺いました。
「冬毛」で毛がもふもふに
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引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の毛は、ひとつの毛穴から1本の長くてかたい上毛(オーバーコート)と、複数本のやわらかい下毛(アンダーコート)が生えています。
冬になると夏と比べて猫の毛がもふもふになり、ふっくらして見えるのは、体を覆うかたい上毛が伸び、その下に生えるやわらかい下毛の量も増えるため。寒くなるとほとんどの猫はこの「冬毛」の状態に衣替えをして、体温を保っているのです。
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毛色が濃くなる猫も
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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ポイント柄の猫は、体温に反応して色素の発現を調整する作用をもつ「サイアミーズ遺伝子」の影響を受けることが近年の研究でわかっています。この遺伝子の働きにより、体温が高い部位は毛が白っぽくなり、反対に体温が低い部位では毛色が濃くなります。そのため、冬は夏に比べて、顔や足の毛色が濃くなる猫もいます。
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冬毛のお手入れのポイント
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ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が冬毛に変わる際は下毛が生え変わり、抜け毛の量が増えます。猫が毛づくろいのときに飲み込んでしまう毛量が増えると、胃腸に毛玉が詰まってしまう「毛球症」のリスクが高くなるため、寒くなってきたらふだんよりブラッシングをこまめに行い、抜け毛をしっかり取り除くようにしましょう。
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夏場はシュッとスッキリした印象の猫も、寒くなるともふもふ度合いがアップして“冬モード”に変化します。愛猫の毛が冬毛に変わり始めたら、お手入れも冬モードに切り替えて、猫の変化に合わせたお世話をするようにしましょう。
お話を伺った先生/山本宗伸先生(猫専門病院Tokyo Cat Specialists院長 国際猫医学会ISFM所属)
参考/「ねこのきもち」2025年12月号『見た目 行動 場所 変化に合わせたお世話のポイントも 愛猫が、冬モードに入りました!』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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