愛猫が近くまで来たのに、ひざに乗るわけでも甘えてくるわけでもなく、少し離れた場所に座っていることがありませんか? そばにいたいのか、何かを待っているのか、距離の取り方に理由があるのか気になる飼い主さんもいるでしょう。
猫がそばに来て座るときに考えられる気持ちや、受け止め方のポイントなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
猫がそばに来て座っているのはなぜ?くっつかない距離に隠れた気持ちとは
近くにいるだけで安心している場合がある
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんのそばに来て座るのは、体を密着させなくても、同じ空間で過ごすこと自体に安心感を覚えている場合があります。
近くで香箱座りをする、目を細める、体の力が抜けているなどの様子があれば、警戒よりもリラックスした気持ちが強いでしょう。
かまってほしいけれど、強く要求していないことも
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そばに来て座る行動には、飼い主さんに気づいてほしい気持ちが含まれる場合もあります。鳴かずに見つめる、しっぽを立てて近づく、座ったあとに視線を送るなどの様子があれば、遊びやなでてほしい気分が関係しているかもしれません。
ただし、すぐに抱っこされたり、しつこく触られたりすることを望んでいるとは限りません。猫から近づいてきたときも、まずは声をかける程度にして、さらに近づく、体をすり寄せるなどの反応を見ながら接するとよいでしょう。
飼い主さんの行動を観察している場合もある
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猫は飼い主さんの動きや生活パターンをよく見ていることがあります。そばに座っているときは、ごはんの準備が始まるか、遊んでもらえるか、部屋を移動するのかなどを観察している場合もあるでしょう。
キッチンの近く、作業中の机の横、ドアの近くなど、いつも同じ場所に座るなら、次に起こることを待っているのかもしれません。
ただそばで座っているだけのように見えても、猫は周囲の音や人の動きを手がかりにして、自分の行動を決めていることがあります。
甘えたい気持ちとひとりでいたい気持ちが混ざることも
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猫は甘えたいときでも、常に密着を求めるわけではありません。近くにはいたいけれど、触られすぎるのは避けたい、眠りたいけれど飼い主さんの気配は感じていたいなど、気持ちが混ざっている場合があります。
そばに座ったまま動かない、触ると少し離れる、でも部屋からは出ていかないといった行動は、猫が自分で距離を調整しているサインとも受け取れます。
急にそばにいる時間が増えたときは変化も見る
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引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
そばに来て座る行動は、多くの場合、安心感や関心、甘えの表れとして見られます。一方で、急にそばを離れなくなった、鳴きながら座り続ける、落ち着きなく視線を送るなどの変化がある場合は、何かを訴えている可能性もあります。
空腹、トイレの不満、環境の変化など、行動が増えた時期に思い当たることがないか確認しましょう。食欲、排泄、歩き方などにも違和感があるときは、体調の変化を見逃さないようにし、必要に応じて動物病院へ相談すると安心です。