猫は変わらない日常を好むといわれていますが、ときには猫をワクワクさせる適度な刺激を与えて、本能や欲求を満たしてあげることも必要です。そこで今回は、猫にいい刺激・悪い刺激を与える遊び方について、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。
猫にいい刺激を与える遊び方
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引用元:
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫をワクワクさせ、心身のリフレッシュや活性化につながるいい刺激を与えることで、自律神経が安定して生活のリズムが整いやすくなるほか、噛みつきや夜鳴きといった困った行動の軽減、シニア猫の認知機能の維持などの効果が期待できます。
ここでは、猫のワクワク感をアップさせて狩猟本能を満たせる遊び方をご紹介します。
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種類の違うおもちゃをローテーションで遊ばせる
いつも同じおもちゃだったり、おもちゃを出しっぱなしにしたりしていると、徐々に飽きてしまって刺激を感じにくくなりがちに。猫が獲物に見立てるおもちゃは日によって違うほうが、新鮮さが失われにくく、おもちゃの動きやニオイの変化によって適度な刺激をキープできます。
獲物のようにおもちゃを動かす
猫が狩りで追いかける虫や小動物は、不規則な動きで逃げたり、隠れたりするもの。そんな動きを意識すると、猫の狩猟スイッチを自然とONにすることができます。
おもちゃを単調に動かすのではなく、不規則に動きを止めたり、ソファの陰から見え隠れするように動かしたりすることで、ワクワク度がアップします。
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最後におもちゃを捕まえさせて終わらせる
猫本来の狩りは、獲物を仕留めて終わるもの。たっぷり遊んだら、最後はおもちゃを動かすのをやめて捕まえさせると、猫は獲物を仕留めた気分になり、満足して遊びを終わらせることができるでしょう。遊びのあとはリラックスモードで気持ちよく休めるはずです。
猫によくない刺激を与えてしまう遊び方
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不安や恐怖、葛藤やストレスの原因となる悪い刺激が続くと、猫は慢性的なストレス状態となり、生活リズムの乱れや体調不良のリスクが高まります。さらに、攻撃やそそうなどの問題行動の増加や、飼い主さんとの関係性が悪化するおそれもあります。
以下のような遊び方をすると、ストレスやケガのリスクを高めるなど、猫に悪い刺激を与えてしまうので注意しましょう。
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滑る床の上やものが多い場所で遊ばせる
猫は本来、急加速や急停止、ジャンプや着地などを繊細にコントロールしながら狩りをします。滑る床や障害物が多い環境で遊ぶと、滑ったり、ぶつかったりすることをおそれて思い切り動けず、発散不足になりがちに。
足腰への負担やケガのリスクにもつながるため、猫と遊ぶときはある程度広く、障害物が少ない場所を確保してください。
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おもちゃがひたすら逃げ回る状況を続ける
獲物に見立てたおもちゃが逃げ回り続けて捕まえられない状態が続くと、猫はイライラしてフラストレーションを募らせることに。そのまま終わらせてしまうと、遊びがストレスになってしまうこともあります。
獲物を追う楽しさは味わわせつつ、適度にキャッチさせて、興奮しすぎやフラストレーションがたまるのを防ぎましょう。
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食事に遊びの要素をプラスさせると猫にとっていい刺激に
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猫の日々の楽しみでもある食事に、狩猟本能を刺激する遊びの要素をプラスすると、猫はもっとワクワクしていい気分になることができます。
部屋のあちこちにフードの粒を置いて探させる
猫が別の部屋にいるときに、猫がよく通る場所にフードの粒を置いてみましょう。猫は縄張りをパトロールしながらフードを探し、獲物を捕まえる気分を味わうことができます。さらに、高いところに置けば運動不足の解消にもなります。
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フードが入ったおもちゃを追いかけさせる
転がすとフードの粒が出てくるおもちゃを追いかけたり、転がしたりすることで、苦労して獲物をゲットする楽しみを味わえます。2つの紙コップをマスキングテープでくっつけて、側面にカッターでフードが出るくらいの穴を開ければ、簡単におもちゃを手作りできますよ。
遊びは猫にとって、狩猟本能を満たすために必要不可欠な刺激のひとつ。今回ご紹介した遊び方のポイントを取り入れて、愛猫のエネルギーや欲求を楽しく発散させてあげましょう。
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お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2026年8月号『気付きの違いで、ワクワクにもビクビクにも 知っておきたい 猫にとってのポジ刺激ネガ刺激』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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